満員電車から解放される?オフィスに縛られないリモートワークという働き方

働き方
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インターネットなどのテクノロジーの発達により、働き方も多様化してきています。その最たるもののひとつがリモートワーク(=「会社に出勤せず自宅やカフェなどで働くスタイル」)だと言えるでしょう。今回はリモートワークの特徴、メリットやデメリットについてご紹介します。

リモートワークとは出社せず自宅などで働くスタイル

リモートワークを一言で説明すると「会社に出勤せずに働くスタイル」ということになります。パソコンの高性能化やアプリケーションソフトの充実、インターネット回線の高速化などによって、オフィスにいなくても業務を遂行できる環境が整ったことにより広がった働き方です。

パソコンとインターネットがつながる環境があれば、自宅やカフェ、コワーキングスペースなどでも仕事ができます。メールやチャット、電話、ビデオ通話など状況に応じてさまざまな手段で連絡を取ることが多いため、連絡用のアプリなどに関する知識がある程度必要になることもあります。会議もビデオ通話などでおこなえるため、地理的な制約に縛られにくく、移動時間などの節約にもなるでしょう。

リモートワークと言うとフリーランス(会社と雇用関係をもたず、個人で働くスタイル)をイメージされる方も多いかもしれませんが、必ずしも「リモートワーカー=フリーランス」というわけではありません。

 

リモートワークのメリット・デメリット

では、リモートワークのメリット・デメリットを具体的にみてみましょう。

【リモートワークのメリット】

①通勤などによるストレスがない

②一人で集中して作業できる

③自宅での用事などで動けない場合も仕事ができる

「会社に出勤しなくてもよい」「働く時間を自分で決められる」というのはリモートワークの大きなメリットのひとつです。通勤で時間を取られることもありませんし、満員電車でストレスを感じることもありません。

決められた場所で働く必要がないため、環境さえ整っていれば移動しながらでも働けます。リモートワーカーの中には、東京と地方にそれぞれ拠点を持っている人もいます。複数の拠点を行き来しながらでも、同じように仕事ができるのがリモートワークの利点なのです。

また、オフィスと違い、周りに上司や同僚がいないので、気兼ねなく仕事に没頭することもできます。決められたタスクを済ませば働く時間は問われないことが多いため、集中して短い時間で仕事が片付けられれば、残りの時間は別の用事にあてることもできます。

【リモートワークのデメリット】

①サボりやすい環境なので自己管理が大変

②人によっては他人に会う機会がかなり減るので寂しい

③対面コミュニケーションが重要な仕事(営業など)には不向き

④パソコンやインターネットに依存した働き方なので、環境を整える必要がある

リモートワークのデメリットは、仕事を自己管理しなくてはいけないため、仕事の進捗状況などにかなり気を遣わなくてはいけないということです。オフィスでは同僚や上司の目があり簡単に仕事をサボることはできません。

しかし、リモートワークでは自宅での作業になるため、自分で自分をコントロールしなくてはいけません。会社に出勤しないため、仕事のオン・オフのメリハリをつける工夫も必要になります。

一人で黙々と作業することが多くなるため、人によっては、寂しいと感じたり、気分が沈みがちになったりして、逆に作業効率が下がる場合もあります。また、対面コミュニケーションが減るため、会って話せばすぐに解決するようなことに意外と手間がかかる場合もあります。

加えて、リモートワークをするには、ある程度パソコンやインターネットを自由に扱える知識と環境が必要です。その初期投資に費用や労力がかかる場合もあるでしょう。

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