6.介護で働けなくなっても諦めないで
介護の現場は待った無しに忙しいので、落ち込んでもいられません。眠れず、不安でイライラすることもあるでしょう。まずは介護をする側の健康管理をしっかりと行いましょう。倒れてしまっては元も子もありません。
急いで離職してしまった人、自分の時間が無いと嘆いている人も、諦めないでください。
大丈夫です。
今の介護のサイクルに慣れてきたら、どのくらい自由な時間が作れるかわかってきます。介護スタートと同時に訪れるストレスや心労、環境変化なども徐々に慣れて受け入れることができてくると、少しずつ、余裕が生まれてきます。
それから、働き方について考えても良いのです。
受けられるサービスはどんどん申し込んで、有効利用しましょう。長い人生の「介護」の時期も楽しむゆとりが持てたら、もう大丈夫です。介護を受ける側の家族の方も幸せを噛みしめることができます。そうなる前に疲れ切ってしまわないよう深呼吸をしてください。
まとめ
介護で疲れたら一息ついて、周りを見回してみましょう。そうやってフッと肩の力を抜くことが大切です。
同じ悩みを持った人とも出来るだけ交流しましょう。間違いなく励みになります。
まだ介護をしていない人も、介護について普段から身近な人と話し合い、「介護の中身」に目を向けていつか来る未来への準備をしておくことは大切です。準備をしていれば、焦りや不安で押しつぶされてパニックにならずにすむからです。
もし介護をすることになったら、介護についてはもちろん、「自分の働き方」や「自分の今後のキャリア」についてキャリアカウンセリングなど専門家に相談してみることがオススメです。「介護」を恐れず、家族もあなたも自分らしく生きていきましょう。
この記事を読んだ1人でも多くの方が、少しでも前向きな気持ちになれますように…。
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