後編「新たな働き方への適応こそがチャンスを広げる」

インタビュー
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インタビュイー:S.Nさん(以下Nさん)、女性、40代、宝塚市在住
インタビュアー:株式会社Compassキャリアアドバイザー大津愛

大津:ヅカキャリを通して転職されましたが、転職して良かったことはなんですか?

Nさん:今の職場は女性が多く、勤め先の代表自身が子育て中の社員に対して理解がある会社なので働きやすいです。
今の会社はフルリモート、フルフレックスで自由に働いてもいいけど、きっちりアウトプットは出していこうという会社の雰囲気なので、子育てとの両立はとてもしやすいですし、やりがいも感じられます。
今は部署で求められることも高くなってきてるので、それに応えれるように日々勉強だと感じています。

大津:氷河期世代の方はジョブ型などではなく、色んな仕事を平均的にできたり、ジョブローテーションの中で作業的なところをやる職場での職歴が多いと思っています。
一方でNさんの職場はジョブ型で、最新のテクノロジーや働き方に適応しないといけない。今まで氷河期世代が求められたこととは違う働き方だと思うので、従来の働き方から最新の働き方にシフトチェンジすることは簡単ではないと思います。そこに抵抗感はなかったですか?

Nさん:実は今も苦労はしています(笑)。前職までの仕事は「与えられる」ことが多かったので、ある程度受け身でもよかったんです。
ですが、今の職場は若い世代が多い会社ということもあって、使ったことないITツールや聞いたことがないカタカナが飛び交う環境なんです。
いちいち教えてはくれないので、単語がわからなければ検索エンジンで調べてみる、ツールの使い方がわからなければヘルプを開けて調べて使ってみる。それでもわからなければ恥を忍んで聞いてみる。
今の職場は大半が年下なんですけど、シフトチェンジという意味では、何歳になっても「教えを請う勇気」があれば、その職場に馴染んだり、新しいスキルも自分のものにできてキャリアアップできるんじゃないかなと思います。

大津:素晴らしいですね。従来の働き方からジョブ型の働き方への変化にどう対応していくか、それができるかどうかで就職氷河期世代にもチャンスが広がってるなと思いました。
最後になかなか思うような仕事に出会えない氷河期世代の方にメッセージをください。

Nさん:ヅカキャリで相談することで、自分を知るという意味でたくさんの気づきがありました。何より、自分ができないだろうと思ってたことも、挑戦しようという気持ちにさせてくれたことがとても大きな力になりました。
こういう働き方がしたい、ということを明確にして、何歳になってもそういう働き方ができると信じて行動し続けてたら、きっと自分に合うところは見つかる思うので、諦めずに頑張ってチャレンジしてほしいです。

大津:お忙しいところ貴重なお話ありがとうございました!

 

>>>前編「希望の仕事に就くコツは自分を知ること」

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