働くママの職場復帰~子育てにイライラしないための5つのコツ~

ワーキングマザー
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子育てにイライラせず職場復帰するポイント!!

・「子供がかわいそう」という罠に落ちない

・子どもの適応能力を信じて前向きなお見送りをしてみる

・仕事内容の変化に対する不満を我慢しないで伝えよう

・残業なしでも評価される働き方にチェンジ

・自分だけの時間を隙間時間でも確保しよう

コツ1「子どもがかわいそうだから」という理由で仕事を選択するのはやめよう

子どもを持つママの社会復帰はストレスがたくさんありますよね。

まずは保育園選び。自分の子供にあった保育園や、通勤時間とのバランスを考えて送迎可能な保育園を探すのはとても大変です。運良く希望の保育園に入園できたとしても、慣らし保育の時間短縮、急な発熱やイベントで職場の人に気を使いながら、やっと復帰するのです。

子どもが生まれることは新たな幸せなが増えることですが、やはりストレスが増えることでもあります。

そして良く最初のハードルと言われるのが保育園での子供のお見送りです。泣き叫ぶ子どもから目を逸らし、走って逃げるように去ってゆくママを見ると、こちらも心がキュッと切なくなるものです。

でも、「子どもがかわいそうだから、会社を転職しよう、仕事内容を変えよう」と思っているなら、その考え方は変えたほうがいいかもしれません。後ろ向きな気持ちやきっかけで転職を軽はずみに選ぶと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになるかもしれないからです。

また、「リモート作業やフリーランスなら、もっと子どもと過ごす自由な時間が増える」という安易な考え方も危険です。たとえ資格を取ってフリーランスになったとしても、作業時間や通勤時間が減るだけで、営業やマーケティングはもちろん経営管理、付き合いなど…終わりのない「仕事を取ってきて管理する」という新たな仕事が増えていくことが予想されます。

リモート作業は、対面コミュニケーションのない中で、信頼関係を築くために新たな工夫やスキルも必要です。

そうなると、本当に「自分が積み重ねていきたいキャリアは何か?」「どんな人材になれば年収や時間が増えるのか?」を考えることが大切です。

社会復帰のタイミングは「一気にストレスが増える」時期。大きな決断に走る前に、少し落ち着いて様子を見たり考えることが重要なのです。

コツ2「子どもは意外とケロっとしている」子どもの適応能力を信じよう

そうはいっても、保育園でのお見送りは、ママには辛いものです。顔を真っ赤にして泣いている我が子の姿を見ると、こちらまで泣きたくなってしまいますね。

「行きたくない」と食欲がなくなったり、元気がなくなる様子を毎日見ると「そこまでして働かなければならないのか」「子どもに辛い思いをさせてしまっていないだろうか」と母親失格のような気持ちになってしまったりします。

社会復帰の時期のママは少なからず、落ち込んだり、悩んだりしているものです。

しかし、専門家によると「子どもが泣くのはママが好きだから」「ママとスキンシップやコミュニケーションがしっかり取れているから」だそうです。つまり、日常でしっかり親子の充実した時間が取れているという証明でもあるのです。

子どもは「保育園が嫌で泣いている」わけではありません。実際に子どもは大人よりも適応能力が高く、別れた後は意外とケロっとしていることも少なくありません。大切なのは見送るママが「笑顔で」「スマートに」見送ることです。

我が家では「タッチ」と言って手を合わす、「後で~で遊ぼう」とすぐ後の約束をするだけのお見送りに徹していました。

「行ってらっしゃい、良い子で待ているんですよ~」と長々と抱きしめたり、心配そうに何度も話しかければ、子どもも不安が増すものです。

多少性格や個性の違いはありますが、保育園の環境にも時期になれ、友達や先生と楽しく遊び、多くのことを学んでくるでしょう。まずはママが子供の適応能力を信じて、スマートなお見送りができるようになりましょう。

コツ3 やりがいのない仕事を我慢しない

職場復帰ママにありがちな問題が「復帰後の業務が変わってしまう」ことです。

育休が空けて、さあやるぞ!というときに全く業務が異なっている、残業や急な休み対応ができないことから、チームや部署が変わらざるを得ない・・・ということは多いものです。

現職復帰は原則で定められているため、変えられたとしても法律違反ではありません。そのため、じっと我慢しているママも少なくありません。

「前の業務に戻りたい」「やりがいがなく、仕事が楽しくない」「もっと経験を活かしたい」と子育てだけでも大変なのに、職場の悩みにイライラしてしまい落ち込んでしまうと前向きな気持ちにはなれませんよね。

自分の気持ちに蓋をして我慢をする必要はありません。上司や仲間に伝えることも大切です。

突然何も言わず辞めてしまったり、イライラを爆発させてキレてしまうよりも「できることできないこと」「やりたいこと」をきちんと整理して伝える方が建設的で未来のキャリアにつながるはずです。

子育て中の働き方で周囲のサポートをお願いすることもあるでしょうから、感謝を忘れずに伝えるのが良いでしょう。

何よりも自分自身がどんな思いで、仕事に向かっているのか、自分が知っていた方がストレスも溜まらず、前向きになれるのです。

その結果、さらに良いパフォーマンスや人間関係が構築されるでしょう。

コツ4 残業無しでも評価してもらえる働き方を目指そう

社会復帰後、残業しているメンバーを横目で見ながら走って帰らなければならない…。みんなはしっかりタスクをこなして余裕があるのに、自分はいつもギリギリになってしまう…。人の評価や目が気になって、プライベートの楽しい時間をSNSでアップするのさえ気を使ってしまう…。そんな気持ちのママも多いのではないでしょうか?

子育て中で働くのだから仕方ないとはいえ、「短縮された業務時間」というハードルに悩んでいるママは増えています。

最近の社会では残業をせず、効率よく結果を出せる人材の方が評価される傾向にあります。「残業をして当たり前」という会社や考え方はもう古いのです。

残業代の人件費も貴重なコストです。「できれば残業しないで欲しい」というのが本来の企業側の考えなのです。

子育て中のママは「残業がみんなと同じようにできない」と悩むことが多いですが、「短い時間を上手に使うことができる能力」を手に入れたと考えてみましょう。

「残業ができない分、効率よく業務をこなします」と生産性を上げてしっかり中身の濃い仕事をすることをアピールしてみましょう。

その他、ママは育児の中で「人を育てる」ということに欠かせない「話を聞く」「対応力」「柔軟性」というスキルがアップしやすいといえます。

ママになって手に入れる視点や能力もとても多いのです。

新たな能力に着目して活躍して欲しいと思います。

限られた勤務時間の中で、どれだけ成果を出せるかに焦点を変えた働き方がストレスを溜めにくい働き方になるのです。

コツ5 自分の時間を隙間時間でも確保せよ

買い物や銀行支払いなどをネット活用で終わらせてしまう、写真プリントや料理レシピはアプリを活用など便利なものが溢れていますね。

重要なのはこれらは使いこなすこと、ではなく「どの時間に行うか」なのです。

一番大切なのはTo Doリストなどの優先順位などが一目瞭然でわかるようなものを作ることです。難しいのものはいりません。メモでも良いのです。

だらだらとスマホを見ているのでは、余計にストレスも溜まりますし、子どもとの貴重な時間が台無しです。

家庭の用事は通勤時間や休憩時間に減らせるように、まずは簡単に管理しておくのです。

そうすれば、お迎えの後は「ママ友と楽しく話す時間」「子どもとゆっくり過ごす時間」などに充てられます。

子どもが寝た後は「自分時間」になりますし、コツを掴めば休日の早朝なども自分の趣味や勉強、リフレッシュの時間に早変わりです。

多くのママが家事や買い物のネットツールを多く活用しながらも、自分時間はあまり持てずイライラしてしまうようです。

自分だけの時間というのは、たとえ30分でもとても前向きな気持ちにしてくれる魔法の時間なのです。

隙間時間に家事を終わらせられるToDoリストや管理メモで、頭やツールを整理してみてはいかがでしょうか。

忙しいママだからこそ「自分時間を確保」して幸せになって欲しいと思います。

まとめ 

職種や年齢は異なっていても、「仕事も子育ても、自分のプライベートも充実させたい」という気持ちで頑張るママが増えています。

ちょっとした考え方のコツや工夫で、子育て中のキャリアも充実させたり、ストレスを軽減することができるかもしれません。

ママライフをどうか幸せに、そしてあなた自身の幸せな人生につながっていきますように!!

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