ポイント
●ファミリーサポートは自治体がやっているもの。
●育児をして欲しい人と、育児を援助してあげたい人をマッチングさせるのがファミリーサポート。
●値段はベビーシッターが1時間1,000円から5,000円くらい。ファミリーサポートだと、1時間500円〜1,000円が相場。
●安心安全を重視するならベビーシッター。もちろん、ファミリーサポートも会員になる上で、講習を受ける必要があったりする場合もあるため、最低限の安心安全は保証されている。
●基本的にファミリーサポートで出来ることは、子供を預かったり(早朝・夜勤・病児・病後児あり)、保育施設等の送迎など。
ファミリーサポート(ファミサポ)とは?
ファミリーサポート(ファミサポ)を一言でいうと、「ベビーシッターの自治体バージョン」です。企業や個人が運営しているのがベビーシッター。自治体が運営しているのがファミリーサポートになります。
ファミリーサポートは売上をあげるのが第一ではなく、忙しいお母さんの代わりに子供を見るというサポート目的が根本としてあります。ファミリーサポートは、育児をして欲しい人、育児を援助してあげたい人のマッチングで成立している事業なのです。
そのため、料金もベビーシッターと比べると格段と安くなっています。ベビーシッターが1時間1,000円から5,000円くらいなのに対し、ファミリーサポートだと1時間500円〜1,000円くらいですから。
では具体的にファミリーサポートで何が出来るのかというと、子供を預かったり(早朝・夜勤・病児・病後児あり)、保育施設等の送迎などです。
これは一例で、各自治体によって出来ることは違ってくるため、しっかりと事前に確認する必要があるでしょう。
デメリットやトラブルもある
料金が安いからと、安易にファミリーサポート(ファミサポ)を選ぶのはトラブルの元です。理由は上記で書いたように、ファミリーサポートで育児を手伝ってくれる人は、子育ての経験が豊かな人であっても子育てのプロではないからです。
そのため、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。もっとも、ファミリーサポートの会員になるには、講習が義務付けされていたり、審査があったりするところもあるので、必要以上に不安になる必要はないでしょう。
ベビーシッターの場合
ベビーシッターになるには、資格こそ必要ではありませんが、一般的なところであればきっちりとした研修を受けなければなりません。
さらに有名なベビーシッター会社となると、「ベビーシッター資格認定試験」で合格した「認定ベビーシッター」の人しか取らない場合もあります。
そのため、ベビーシッターは一定の安心と安全を提供してくれるのです。ただその分お値段は、最低でも1時間1,000円から5,000円くらいまでと割高になっています。
逆にファミリーサポートの場合だと、1時間500円〜1,000円と低めの価格設定です。ただし、子供が怪我をしてしまった時や、何か不都合なことが起きてしまった場合、ファミリーサポで派遣されている一般人には対処しきれないことが多々あるので、注意が必要と言えるでしょう。
まとめ
今回、ファミリーサポート(ファミサポ)とは何かや、その特徴などについて書いていきました。
まとめると、ファミリーサポートは自治体が運営しており、育児を支援したい人が支援して欲しい人の家に行くというマッチングサービスになります。
注意点として、ベビーシッターのような子供を見るプロではなく、支援をしたい一般人が家にやってくるので、トラブルに巻き込まれる可能性があるということです。
料金はファミリーサポートの方が圧倒的に安いので、使い分けがオススメと言えるでしょう。例えば、少しだけ買い物に行く間だけであるとか、子供を保育園に送迎してもらうなどです。
ピンポイントでサポートに回ってもらうと、生活が豊かに便利になると思います。ぜひファミリーサポートを活用して、子育てをしてみましょう。
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