変わりつつある仕事観。自分なりの働き方を考えることが大切
副業やリモートワークに限らず、今の時代は仕事観そのものが大きく変わってきています。時給のような「時間で稼ぐ」という意識ではなく、「能力や成果で稼ぐ」という意識の人が増えています。時代とともに「9時~17時で働く」ということ感覚自体が、大きく変わってきているとも言えるでしょう。
現代では、仕事そのものが「時間をかけた分だけ成果が出る」という形から、「10分で成果が出ることもある一方、その10分にたどり着くまでに膨大な時間を必要とすることもある」という形へと変化しつつあります。これには、パソコンやインターネットの発達普及により、ひとつの作業自体は簡単にできるようになった反面、それに至るまでのデータ精査や実証に時間がかかるようになったことが大きく関連していると言えるでしょう。
個人がそうした時代の流れに適応し、リモートワークや副業に積極的になる一方で、企業のほうがそういった仕事観に追いついていないことも多いです。もちろん、企業の中にも「どれだけ長時間働いたか」や「どれだけ会社にいたか」で評価することをやめて、「どれだけ成果を出したか」を評価対象にするところも増えてきています。しかし、個人と企業の意識にギャップがある限り、今後さらに副業などで新しい活躍の場を求める人は増えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は副業やリモートワークも選択肢に入れた新しい働き方についてご紹介しました。現代では、ひとつの企業で定年まで働くことは珍しいことでしょう。また、育児をしながらの共働きや、親の介護をしながら働くことも増えています。
昔のようなテンプレート通りの働き方では行き詰まってしまう場合でも、少し視点を変えて、副業やリモートワークといった別の選択肢を考えてみると、状況が改善できるケースも増えています。今の時代は「自分にはどういう働き方があっているのか」を考え、行動していくことで、より良いライフスタイルを作ることができる時代なのではないでしょうか。本記事が働き方を考える上で少しでもお役に立てれば幸いです。