後編「不安を乗り越えて将来の自分を描く」

インタビュー
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インタビュイー:N.Yさん(以下Yさん)、女性、30代 宝塚市在住 
インタビュアー:株式会社Compassキャリアカウンセラー西井(以下、西)

 

西:就職活動をしながらも、働く不安はYさんの中でありましたか?


Yさん:社会人になるタイミングがリーマンショックの直後で、就職するのにとても苦労し、就職活動に対してものすごく心理的抵抗があったんです。それに、子どもが生まれてからずっとパートだったので、フルタイムで働くことへの不安もありました。

西:就職氷河期世代の方は、就活時に大変な思いをされた方が本当に多いと思います。
それに加えて、ブランクがあるというご不安もあったわけですね。

Yさん:はい。でも、そんな話ってなかなか誰にしていいかわからないじゃないですか。そこでヅカキャリを通じてキャリア支援のプロの方に無料で相談に乗ってもらえるということで相談するハードルが低かったし、安心感もありました。
実際、仕事紹介のため、話を聞いてもらって、不安を受け止めてもらえたことがとても有難かったです。

西:お話しする中で、ご自身で気づかれたことなどありましたか?

Yさん:最初は不安でしたが、励ましてもらって安心して話せる環境を作っていただけたことがよかったです。不安なことも少しずつ自分の言葉で話せたので、その過程で、自分の中で勝手に不安が大きくなってしまっているだけなのかも…と思えました。おかげさまで前に進みたい気持ちが強くなりました。

西:今回、ご希望の事務職正社員として就職が決まられたわけですが、今後の働き方などはどのように考えておられますか?

Yさん:家庭とのバランスを取りながら長く働きたいと思っています。子どもが大きくなって手が離れたら、昔からの夢だった絵本創作もやってみたいと考えるようになりました。

西:素敵です。まさしく、これからはパラレルワークの時代と言われています。パラレルワークは、1つの職場では発揮できない能力や可能性に挑戦できたり、知識や経験の幅が広がるメリットがありますので、将来が広がりますね。
最後に転職活動中の皆さんにメッセージをお願いできますか?

Yさん:自分の狭まった視野の外側を見る簡単な方法は、誰かに相談することだと思います。一人だとどうしても視野が狭くなりがちなので、誰かに話す、聞いてもらうだけでもとても有意義なことではないかなと思います。

西:今日は貴重なお話をありがとうございました。お忙しくなられると思いますが、どうぞお身体に気をつけて頑張ってくださいね。


>>>前編「その時のために情報を得て準備することが大切」

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「ヅカキャリ」は無料でキャリア相談を受けることができるオンライン就労支援サービスです。宝塚市の就労支援サービスだから、初めての方も安心。

主に就職氷河期世代(概ね35歳から50歳)の方や、新型コロナウイルスの影響で解雇・雇い止めにあった方などを対象とし、人工知能を活用した自動会話プログラム「チャットボット」と、国家資格を持つキャリアカウンセラーの技術を活用してオンライン上で就労支援を実施します。

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