高卒認定試験の日程について!スケジュールや時間割などを紹介します

その他
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高卒認定試験をこれから受験する際には日程が気になるものです。詳細な情報を知っておくことで、トラブルを避けて安心して受験することができます。そこで、高卒認定試験の日程について、スケジュールや時間割を紹介します。

高卒認定試験の日程

高卒認定試験の日程はどのようになっているのか紹介します。

年に2回実施される

高卒認定試験は毎年2回実施されるのが特徴です。そのため、都合のいい時期を選んで受験することができます。受験科目はたくさん用意されていて勉強の負担は大きいため、複数回かけて合格を目指す人も多いです。

2020年は8月と11月

2020年に関して試験日は8月と11月です。毎年、試験が開催される時期に変化はありません。高校受験や大学入試などの時期とはかぶらないようになっています。試験日は必ずしも土日というわけではなく平日に開催されることもあるため注意しましょう。

2日かけて試験は行われる

高卒認定試験は科目数が多いため、2日に分けて試験が実施されます。すべての科目を受験する必要はなく、必要な科目だけを選んで受験します。

コロナの影響で再試験が実施された

2020年に関してはコロナの影響によって高卒認定試験の日程が変更されることはありませんでした。ただし、どうしてもやむを得ない事情によって試験を受けることができない人に配慮して、再試験が実施されました。再試験は事前の申請があったものを対象としていて、2020年の第1回高卒認定試験については、9月2日と3日に再試験が実施されたのです。

コロナの感染があったものだけではなく、感染が疑われるものも再試験の対象となりました。たとえば、コロナではなくても発熱があると当日の試験を受けることができないため、再試験を受けることが許可されます。

高卒認定試験の日程:時間割について

高卒認定試験の日程について、時間割を紹介しましょう。

2020年の時間割

高卒認定試験の時間割は、2020年度の場合は1日目に物理基礎、現代社会、政治・経済、国語、英語、数学、科学と人間生活の科目について試験が行われました。2日目に行われたのは、倫理、日本史、世界史、地理、生物基礎、地学基礎、化学基礎です。

試験時間はそれぞれ50分です。試験と試験の間は30分から1時間あります。その間に次の試験の対策を進めておくとよいでしょう。その日に受験する科目をすべて終えたならば、その時点で帰宅することができます。

AとBのある科目はどちらか1つのみ受験できる

高卒認定試験の科目の中には、日本史と地理、世界史についてAとBという区分があります。この場合は、どちらか1つのみしか受験できないため注意しましょう。

出願している科目のみ受験できる

高卒認定試験は事前に出願している科目についてのみ受験できるシステムです。出願したものの数の問題用紙と解答用紙しか用意されていません。出願した科目でシステムに登録されているため、当日になって受験科目を変更したり追加したりすることはできないのです。ただし、出願していても試験を欠席することはできます。

受験しない科目や日は試験会場へ行く必要はない

高卒認定試験では、すべての試験に参加する必要はありません。そのため、受験していない科目は試験を受けずに待機していることになります。もし、1日目か2日目で1つも受験する科目がない場合には、その日は会場に行く必要はないのです。

高卒認定試験の日程:出願と結果通知日について

高卒認定試験の出願や結果通知日の日程について紹介しましょう。

2020年の受験案内:第1回4月6日 第2回7月20日

2020年の高卒認定試験では受験案内が配布開始されるのが、第1回は4月6日、第2回は7月20日でした。受験案内には高卒認定試験についての概要や基本的な点が説明されています。ひょっとしたら前年とはルールが変わるケースがあるため、受験案内は細かい部分にまで目を通しておきましょう。受験案内には出願するのに利用する書類も添付されているため、そちらを活用して出願することになります。

2020年の出願期間:第1回 4月6日~5月12日、第2回 7月20日~9月14日

高卒認定試験の出願期間は第1回では4月6日~5月12日、第2回は7月20日~9月14日でした。通常は受験案内が配布されてから1ヶ月後ぐらいが締め切りとなります。締切は最終日の消印が有効です。けれども、トラブルを避けるためにできるだけ早く出願したほうがよいでしょう。

2020年の結果通知日:第1回 9月8日、第2回 12月7日発送予定

試験が実施されてから1ヶ月程後が結果通知日です。結果通知日に発送されるため、手元に書類が届くまでには多少時間がかかります。全科目合格したときには合格証書が送られてきます。合格証書が届いたあとについては、特別な手続きは必要ありません。受験や就職などで高卒認定に合格したことを証明したいならば、事前に各種証明書の申請をしておきましょう。

高卒認定試験の日程に関する注意点

高卒認定試験の日程について注意しておくべき点を説明します。

最新の情報を確認しておく

高卒認定試験については常に最新の情報を確認するようにしましょう。受験案内が公式の最新情報であり、それ以外の情報については古いものが含まれる可能性があります。特にネットには古い情報や怪しい情報で高卒認定試験についてまとめたものがたくさんあるため注意してください。何かわからないことや気になることがある場合は、文部科学省の方へ問い合わせをするとよいでしょう。文部科学省のサイトには問い合わせ先がきちんと記載されています。

感染症や災害などの影響で変更されることがある

高卒認定試験やコロナや地震、洪水といったものの影響によって内容が変更されることがあります。そのため、受験案内の情報を見ていただけでは変更に気がつかないことがあるため注意しましょう。災害の被害にあった人であっても、できるだけ問題なく受験できるように配慮してくれるのです。

たとえば、過去には豪雨によって受験できなかった地域に住んでいた人について再試験が開催されたというケースがあります。2020年についてはコロナ関連で再試験が実施されています。コロナや自然災害の影響で当日に受験できなかったとしても、再試験が行われる可能性があるため、諦めないでください。

何度でも受験することができる

基本的に高卒認定試験には受験回数について制限がありません。何度でも挑戦することができるため、合格するまでチャレンジすることができます。科目数が多いため、毎回少しずつ受験するという選択もできるのです。大学受験のように1回きりの試験ではないため、余りプレッシャーを感じないようにして、気軽な気持ちで受験することをおすすめします。

一度合格した科目は免除される

高卒認定試験は一度でも合格した科目については次回以降の試験において免除されるシステムがあります。そのため、合格した科目が増えるごとに、次回の試験は楽になっていくのです。一度の受験ですべての科目に合格する必要はないため、その点は安心するとよいでしょう。特に勉強が苦手な人にとっては、高卒認定試験といっても合格するのにハードルが高いです。毎回、本気で対策する科目を絞っておいて、確実に合格した科目を増やしていくとよいでしょう。

まとめ

高卒認定試験の日程についてまとめました。年に2回開催されて、試験は2日にわけて行われます。感染症や災害などで日程が変更されることがあるため、常に最新情報をチェックすることが大切です。これから高卒認定試験を受けるならば、詳細なスケジュールを事前に確認しておきましょう。

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