【生活できない!】手取り22万円から今すぐ脱却するためにすべき3つのこと

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「手取り22万円で生活ができない……」「手取り22万円から脱却するためにはどうすればいい?」などの不安を持っている方は少なくありません。

本記事では手取り22万円で不安な方に向けて、手取り22万円で上手に生活する方法や、手取り22万円から脱却する3つの方法を解説しています。

手取り22万円で生活する場合の家計簿例も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

手取り22万円ってやばい?額面なら約28万円程度

手取り22万円は支出を最小限にすれば、生活に問題はありません。額面なら28万円程度の収入です。

20代前半なら平均以上!20代後半以上だと生活が苦しい

手取り22万円は20代前半(20〜24歳)だと平均以上の手取りです。

しかし、20代後半(25〜29歳)となると、22万円で生活をするのには少し厳しくなる可能性があります。

国税庁が発表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、20代前半(20〜24歳)の平均年収は253万円でした。また、税金や社会保険などを引いた手取り(額面の80%程度)は、おおよそ202万円です。

20代後半(25歳〜29歳)の平均年収は、349万円。こちらも、税金や社会保険などを引いた手取り(額面の80%程度)は、280万円です。

平均年収平均手取り
20代前半(20〜24歳)253万円202万円
20代後半(25〜29歳)349万円280万円

これらを月収に換算(12分割)すると、以下の表の金額になります。

平均月収平均手取り
20代前半(20〜24歳)21万円16万円
20代後半(25〜29歳)29万円23万円

総務省統計局の調べによると、2022年の単身34歳以下の支出はおおよそ16万円なので、計算すると自由に使える金額は以下の通りです。

  • 20代前半(20〜24歳) 21万円 ー 16万円 = 5万円
  • 20代後半(25〜29歳) 29万円 ー 16万円 = 13万円

この統計結果には、保険料の支払いや車の維持費などは含まれていないため、22万円や28万円の手取りでは少し心もとなくなります。

手取り22万円以下のままだと、手元に現金がないことでクレジットカードの使用が増えてしまう可能性も。自転車操業から逃れられなくなる場合があります。

そうならないためにも、実際に自分がどのくらいの収入・支出で生活しているか把握する必要があるでしょう。

引用:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査

引用:総務省統計局「家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表

手取り22万円で生活する場合の家計簿例

手取り22万円で生活するための家計簿例は以下の通りです。

家賃7万円
食費4万円
外食費3万円
光熱費1万円
スマホ・通信費1万円
保険代1万円
雑費(日用品など)3万円
パーソナルケア(衣服、美容など)2万円
小遣い5万円
合計22万

家賃は手取りの3分の1程度を目安にするといいでしょう。家賃が収入と見合っていない場合、食費や光熱費などに影響が出てきます

子どもがいると生活はかなり苦しくなる

手取り22万円で、子どもがいる家庭では生活が苦しくなることもあります。子どもがいる場合の家計簿例は以下の通りです。

家賃6万円
食費4万円
外食費3万円
光熱費1万円
スマホ代1万円
保険代1万円
雑費(日用品など)1万円
パーソナルケア(衣服、美容など)1万円
小遣い1万円
学費2万円
習い事1万円
合計22万円

子どもがいる家庭では単身のときの家計簿と違って、子どもの養育費にお金がかかってきます

そのため、手取り22万円の場合は、家賃やスマホ代を見直すなど下げられる支出の見直しが必要ですよ。

生活費をやりくりするコツ 家賃は6万円まで

生活費をやりくりするには以下の4つのコツを意識しましょう。

  • 家賃を抑える
  • 家計簿をつける
  • 外食費は1万円まで!自炊をする
  • 通信キャリアは格安SIMにする

家賃は、だいたい6万円までに見直してみましょう。家賃は年収の3分の1程度がいいとされていますが、さらに低い家賃で生活すると全体の生活費は安定してきます。

家計簿をつけることで自分が何にいくら使っているかが視覚的に把握できるため、無駄な出費を抑えられるようになります。

また、外食費はなるべく1万円以内にすませるように意識しましょう。

外食費は、意識しないと意外と多く使ってしまうものです。自炊をすることによって、外食費を抑えられる上に、食費も安く抑えられるメリットがあります。

なお、通信キャリアは格安SIMに変更することで、大幅に費用を抑えることが可能です。

ただ、格安SIMでは利用や契約に制限がかかってしまうことも。事前に調べて自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

転職を成功させるコツとは?今すぐ年収を上げよう!

手取り22万円から脱却するためにも、転職を視野に入れてみましょう。今の年収よりも増やしたい場合は、以下の3つのコツを意識してみてください。

  • 自己分析して、理想とのギャップを見つめ直す
  • どの業界・職種で食べていきたいかを考える
  • 身に付けるべき必要なスキルを洗い出す

自己分析して、理想とのギャップを見つめ直す

転職を成功させるためには、まず自分自身をよく理解し、現状のキャリアと理想のキャリアのギャップを正確に把握することが不可欠です。

以下のステップを踏んで自己分析をやってみましょう。

  • 強みと弱みの明確化
  • 興味や価値観の明確化
  • 過去の実績の振り返り
  • キャリアゴールの設定

まずは、今あるスキル・経験・資格など自身の強みと弱みをリストアップしましょう。どのような仕事が自分に合っているのか、興味を持つ分野や重視する価値観を整理する必要があります。

過去のプロジェクトや業績を振り返り、短期・中期・長期のキャリアゴールを設定し、それに向けて進んでいく計画を練るのがおすすめですよ。

どの業界・職種で食べていきたいかを考える

転職先の業界や職種を選定する際には、将来的な成長性や自分の志向に合った領域を検討することが重要です。

くわえて、転職先の業界が今後どのように変化していくかを把握することも重要。その業界の成長性や安定性なども知れば、転職後の安定にも繋がります。

それを踏まえて、興味を持つ分野ややりたい仕事に焦点を当て、自分の志向に合った職種を選定しましょう。

身に付けるべき必要なスキルを洗い出す

転職を成功させるためには、求められるスキルを洗い出すことも大切です。

必要なスキルが洗い出せたら、不足しているスキルを補うためのスケジュールを立てましょう。トレーニングや資格取得に向けたプランを実行しやすくなりますよ。

身に付けたいスキルが見つかったら、次はどこで学べる・習得できるのか、どれくらいの時間・期間が必要なのかまで出せるとより動きやすいでしょう。

新しいスキルを身につけるためには、プロジェクトを通じて実践的な経験を積むことが大切です。

これらのステップを踏むことで、より具体的な転職プランを策定し、成功への道を切り拓くことができますよ。

まとめ

手取り22万円でも、支出を意識すれば生活できないということはありません。支出が一番大きい家賃は、6〜7万程度のところを選ぶようにしましょう。

また、通信キャリアは格安SIMにすると大幅に支出をカットできます。ただ、この場合利用や契約に制限がかかる場合も。自分に合った格安SIMを探すことが大切ですよ。

手取りを増やしたい場合は、転職を視野に入れてみてください。転職する場合は、自己分析をしっかりとおこなう必要があります。

足りないスキルは身に付けられるよう、着実に計画を立てて進めましょう。まずは理想とのギャップを埋めることが、手取りアップへの効率のいい近道ですよ。

この記事の著者
Marino
就活・転職専門ライター
就職活動・転職活動専門のライター。月間30本程度の記事執筆を担当しています。自分自身の転職経験から「もっとスムーズに、自分らしい転職活動はできないか?」と考え、就職・転職専門ライターに。就職・転職する人たちの不安解消をモットーに、役立つ情報を発信しています。
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