【生活できない…】手取り17万円のきつい状態から脱出する方法

「手取り17万円だけど生活ができない……」「手取りや年収を上げるためには何をしたらいいの？」と不安を抱えている方も少なくありません。

本記事では、手取り17万円で生活する方法や、手取り17万円で実際に生活するときの例を紹介しています。

今すぐ年収を上げたい人は、転職を視野に入れてみてください。転職が成功するためのコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

手取り17万円は額面21万円！（年収約260万円）

手取り17万円は、額面上の給料は約21万です。年収はボーナスがない場合約260万円。ボーナスがある場合は、約260万円にその分がプラスされていくイメージです。

実家から出ると結構きつい…1人暮らしなら手取り22万円はほしい

手取り17万円での家計簿例は以下の通りです。

家賃や手取りの3分の1が目安といわれています。手取り17万円の場合、家賃が6万円以上かかってしまうと、生活が厳しくなってしまう傾向に。

実家暮らしの場合は家賃の約6万円分は支払わなくていいので、その分貯金に回したりお小遣いとして使えます。

一方で一人暮らしの場合、手取り17万円では食費や小遣いが少なくなってしまいます。一人暮らしの場合は、手取り22万円であれば余裕を持って暮らせる可能性も。

手取り22万円で生活する方法については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

手取り22万円から今すぐ脱却するためにすべき3つのこと

20代後半もしくは既婚・子持ちなら手取り23万円以上はほしい

20代後半や既婚・子持ちの場合は、手取り23〜25万円程度あると余裕を持って生活できます。年収でいうとボーナスなしで約350〜380万円です。

手取りを23万円とした場合、20代後半の家計簿例は以下の通りです。

手取り23万円だと、家賃は7〜8万円程度のところに住める可能性があります。パーソナルケアや小遣いも手取り17万円と比べると、比較的余裕がある印象です。

こちらも手取りを23万円とした場合、既婚・子持ちの家計簿例は以下の通りです。

子どもがいる場合、家賃は8万円程度のところに住むと広さとセキュリティ面を確保できるでしょう。

家族や子どもへかかるお金が増える分、手取りが17万円よりも高い方が生活しやすくなります。

生活レベルは？手取り17万円だと出来ないこと

手取り17万円だとできないことは以下の3つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

家賃は6万円以下になり、設備やセキュリティに不安

手取り17万円の場合、家賃は6万円以下が生活に負担が少なく過ごせる金額となります。しかし、家賃が6万円以下の場合、設備やセキュリティに不安が出てくるのが正直なところです。

都内で暮らす場合、家賃6万円以下でオートロックが付いていたりモニター付きインターホンがついたりするマンションを探すのは難しいでしょう。

家賃6万円以下で設備やセキュリティを整える場合は、2階以上の物件を選んだり通りが多いような物件を選んだりするのがおすすめですよ。

趣味や付き合いにお金を使えず、充実した余暇を過ごしにくい

手取り17万円の場合、趣味や人との付き合いにお金が使えない場合も。先述の家計簿の通り、手取り17万円だと、好きに使える小遣いは約1〜2万円程度と少ない印象。

好きに使えるお金が少ないと、趣味に充てる費用や友人との遊びに行くことも難しくなります。結果としてストレスや孤独感が増加することも。

好きに使えるお金を増やせれば、趣味に費やす時間を増やせたり、人との交流も多くなったりするでしょう。そうすると、自分自身のスキルアップにも繋がりますよ。

貯金・結婚・育児が難しく、安心して家庭を築きにくい

手取り17万円の場合、貯金、結婚、育児が難しく、安心して家庭を築くことが難しい可能性があります。

手取り17万円では生活費や必要な支出をまかなうだけでなく、余裕をもって貯金できない場合も。将来への備えが難しい状況が生まれてしまいます。

結婚には世帯年収400万円程度が求められる傾向にありますが、手取り17万円では家計を安定させるのは厳しいのが現状です。

また、子育てには追加の費用がかかります。手取り17万円では、子供の教育や医療、生活全般にかかる費用をまかないにくく、安心して子育てを進めるのが難しいといえます。

生活状況の向上や将来に向けた計画を立てるためには、収入を増やす方法や支出の見直しなどが必要となります。

今すぐ年収を上げるには？転職を成功させるコツ

年収を上げるために転職を成功させるコツは以下の3つです。

1つずつ解説していきます。

絶対にやりたくない仕事を明確化する

転職を成功させるために、絶対にやりたくない仕事や職種を明確化することが大切です。やりたくない仕事をやり続けることはストレスになりかねません。

そのためには、やりたくないと感じることを洗い出して書き出すのがおすすめです。

以下はその例です。

絶対にやりたくない仕事を明確化したら、それを元にどういう仕事なら自分に合うのか振り返ってみるのと良いでしょう。

年収・福利厚生・労働時間など条件面を重視して求人を探す

年収・福利厚生・労働時間などの条件面を重視して求人を探すのも、転職を成功させるポイントの1つです。

自分の生活費や将来のライフプランを考慮し、目標とする年収を設定してみてください。その上で、求人の提示する年収が自分が決めた目標と合っているか確認しましょう。ボーナスや昇給の制度も把握しておくとスムーズです。

また、保険制度や退職金、社員旅行や福祉施設の利用など、自分にとって重要なポイントを確認しましょう。

働き方や労働時間も、快適な職場環境を選ぶ上で重要です。残業や休日出勤の頻度や、フレックスタイム制度や在宅ワークの提供など、自分のライフスタイルに合った働き方ができるかチェックしてみてください。

経歴やスキルを見直して、今より年収が少し高い職場を見つける

転職を成功させるうえでは、経歴やスキルを見直し、今よりも年収が少し高い職場を見つけることも重要です。

まず現在の自分のスキルを客観的に評価し、そのうえで強みを確認してみてください。必要なら新しいスキルの習得や資格取得をし、転職先でアピールすることも大切です。

自分に合った仕事を探すのが難しいという方は、転職エージェントサービスや求人情報サイトを活用してみてください。

希望条件に合った求人を見つけると同時に、エージェントによるキャリアコンサルティングを受けることもできますよ。キャリアに不安がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

一人暮らしの場合、手取り17万円で生活するのは可能です。しかし、家賃は6万円以下で探す必要があることも。実家暮らしの場合、家賃分の支出がないのでその分余裕は生まれるでしょう。

20代後半や既婚・子持ちの場合は手取り17万円では生活が厳しくなってしまうのが現状です。

今すぐ年収をあげたいという方は以下の3つのポイントを意識してみてください。

自分に合った仕事がわからないという方は転職エージェントサービスを活用するのもおすすめです。求人を探してくれるのはもちろん、プロによる転職の相談も受け付けていますよ。