神奈川で職業訓練校を利用したい!各施設を紹介します

ハローワーク・職業訓練
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神奈川県でこれから仕事を探したい人に役立つ施設が職業訓練校です。それでは、神奈川にはどんな職業訓練校があり、どういった特徴があるのでしょうか。神奈川にある職業訓練校についてまとめました。

神奈川県の職業訓練校:かなテクカレッジ

神奈川の職業訓練校の1つであるかなテクカレッジについて説明します。

かなテクカレッジとは

かなテクカレッジは神奈川県立職業訓練校のことです。こちらでは就職につながる技術や技能を身につけることができ、最終的には就職を目指すための訓練を提供しています。2校体制であり、横浜市鶴見区にあるかなテクカレッジ東部と秦野市にあるかなテクカレッジ西部を利用できます。就職先の開拓をサポートしてくれる専門のスタッフが在籍しており、ハローワークと協力しながら就職を果たすためのきめ細かなサポートをしてくれます。

工業技術、建築技術、社会サービスの訓練コースがある

かなテクカレッジは2校のどちらにも工業技術、建築技術、社会サービスの訓練コースが設置されています。工業技術のコースでは機械加工や機械CAD、溶接・板金、電気といった4つの分野についてチャレンジすることができます。最終的にはいずれか1つの分野を選択してより専門性を高めていくという流れです。修了する3ヶ月前には企業で実習を行うことができ実践的な技能を身につけられます。

建築技術では建築設計や建築CADといった分野を学ぶことができます。それぞれ建築に関する基本的な知識や技術から応用的な部分まで幅広く学べるのが特徴です。最終的には実務経験を積むことによって2級建築士の受験資格を得ることができます。

社会サービスでは、ケアワーカーや給食調理といった分野が用意されています。それぞれ専門的な内容の実習や授業が用意されていて、幅広い就職先を目指すことができます。

34歳以下、45歳未満、離転職者を対象とする

かなテクカレッジのそれぞれのコースには条件が設定されているため注意しましょう。対象者は34歳以下、45歳未満、離転職者のコースがそれぞれあります。そのため、自分の条件ではどのコースを利用できるのかあらかじめ調べておきましょう。

入校するまでの流れ

かなテクカレッジに入校したいならば、まずは希望するコースを選ぶことになります。その際には体験入校や説明会、オープンキャンパスといった機会が用意されているため、利用してみるとよいでしょう。入校申込書を入手して、それに記入して提出すれば入校選考が行われます。ただし、申込書を送るまえにハローワークで事前手続きをしなければいけません。選考には学力検査と面接があるため、しっかりと対策しましょう。最終的に合格発表が行われ、入校手続きをしてから入校できます。

神奈川県の職業訓練校:関東職業能力開発促進センター

神奈川県にある関東職業能力開発促進センターについて紹介します。

求職者向け職業訓練を実施する

関東職業能力開発促進センターでは求職者のための職業訓練を実施しています。これから再就職を果たしたいという人のために無料で職業訓練を提供しているのです。ものづくりに関する14のコースが設置されているのが特徴です。就職支援も充実していて、毎年500名を超える修了生が各業界へと就職しています。

在職者向けの職業訓練も行う

関東職業能力開発促進センターでは在職者向けの職業訓練を実施しています。こちらは能力開発セミナーと呼ばれています。人材育成やスキルアップを果たすための職業訓練です。さまざまな分野のコースが用意されていて、専門的な知識やスキルを高めることができます。

充実した教育体制が整っている

関東職業能力開発促進センターの職業訓練は未経験者でも安心できます。基本的な知識や技術から学んでいくことができるからです。実技を重視しているのが大きな特徴です。実践的なカリキュラムが用意されていて、「わかる」から「できる」へとスムーズに移行します。チーム課題やグループワークが用意されていて、コミュニケーションスキルをアップさせることもできます。社会人として必要とされるスキルやマナーを身につけるのに役立つ環境となっているのです。

神奈川県の職業訓練校:横浜市中央職業訓練校

神奈川県には横浜市中央職業訓練校があります。こちらの施設としての特徴を紹介しましょう。

全国唯一の市立の職業能力開発施設

横浜市中央職業訓練校は横浜市によって運営されている施設です。公共職業訓練を実施している市立の施設は全国でもこちらだけです。昭和33年に開設されてからの歴史があります。そのときの社会情勢や時代の変化に対応した訓練を実施しており、多方面に多くの人材を輩出して評価されています。

就職するためのスキルを身につけられる

横浜市中央職業訓練校の訓練は就職することを最優先しています。そのため、学科で知識を教えるだけではなく、就職活動の指導にも力を入れているのが特徴です。書類の書き方から面接の受け方まで就活のためのノウハウを指導していて、しっかりと自分をアピールして就職に結びつけることができます。

一般事務分野、介護・医療分野、webデザイン分野、ものづくり分野がある

横浜市中央職業訓練校では一般事務分野、介護・医療分野、webデザイン分野、ものづくり分野という4つの分野で訓練を実施しています。たとえば、一般事務分野ではパソコン実務科やOA経理科といったコースが設置されています。2ヶ月から6ヶ月の訓練期間が用意されていて、その中で実用的なスキルと知識を自分のものにできます。

神奈川で職業訓練校を利用するときの注意点

これから神奈川で職業訓練校を利用する際の注意点について紹介しましょう。

希望する仕事をイメージする

自分がどんな仕事を希望するのかしっかりとイメージすることが大切です。それを踏まえたうえで、自分のやりたい仕事への就職に結びつく訓練を実施している施設を探しましょう。建築分野や介護分野、IT分野などさまざまな分野についての訓練が実施されているのです。最終的には資格を取得できるコースもあります。自分の希望が明確になっていれば、スムーズに施設を選べるでしょう。

希望通りのコースや学科が設置されているか調べる

それぞれの施設ごとに設置されているコースや学科は異なっています。そのため、自分の希望に合った学科やコースが設置されている施設かどうか調べることは大切です。自宅から通いやすかったとしても、希望通りのコースが設置されていなければ意味がありません。

応募条件や期間に注意する

それぞれの施設のコースには応募条件が設定されています。年齢や状況などの条件が細かく指定されていることもあるため注意しましょう。条件を満たしていないと応募することができません。また、期間にも気をつけましょう。応募の期限が決められているところがほとんどです。入校したらどれくらいの期間訓練を受けることになるのかも調べておきましょう。これらの情報については、それぞれの施設のホームページやパンフレットなどをチェックすれば記載されています。わからないことについては問い合わせをして確認してみるのもよいでしょう。

まとめ

神奈川にある職業訓練校についてまとめました。これから就職を考えているけれども、専門性がなくて困っている人のための施設です。専門的なスキルや知識を養うための訓練を受けることができ、就職のサポートもしてもらえます。気になる人はそれぞれの施設をチェックしましょう。

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